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ワンちゃんに寄生するほとんどのノミは猫ノミで、人にも寄生します。ノミに寄生されても、それによってワンちゃんが死亡するということはありませんし、適切な駆除薬で簡単にノミを駆除できます。しかし、一度ノミを駆除しても、短期間のうちに再び寄生される場合もあり、ノミの寄生を防ぐことは難しい部分もあります。また、メスのノミはわずか70匹で10日間に10ccもの血液を奪います。そのためワンちゃんは大きなストレスを受けるだけでなく、重度の貧血状態や栄養障害におちいったり、アレルギー性皮膚炎になったりするのです。



ノミにさされたりかまれたりしたところが皮膚炎になることがあります。これをノミ刺咬症といい、犬がかゆがることが多くみられます。
ノミは吸血をする際に、ある種の物質を動物の体内に入れます。この物質が原因でアレルギーが発生することもあります。ノミアレルギーは丘疹(皮膚から盛り上がった小さな発疹)や痂皮(かさぶた)ができたり、ひどくなると結節(丘疹よりも大きな発疹)ができたり糜爛(ただれ)、脱毛などが起こります。
その他、ノミはウイルス、細菌、リケッチア、寄生虫など、さまざまな病原体を媒介することがあります。特に、ノミはある種の条虫の幼虫が寄生する中間宿主になりますので、注意が必要です。

ノミによるアレルギーを
引き起こした犬
  ノミに寄生され、ノミ刺咬症になった人の足